複数外国人の入管ハンストの裏側
複数外国人の入管ハンストの裏側
会員学生の皆さん、こんにちは。
また、授業参観にお越しのみなさん、こんにちは(^o^)
ちょっと前の話ですが、気になるニュースがありましたので。
【不法外国人処遇改善要求のハンスト10日目求め】
http://www.moeruasia.net/archives/49578309.html
【東京入管の外国人収容者、ハンスト10日目 処遇に抗議】
http://www.asahi.com/articles/ASK5L5RCVK5LUQIP03D.html
(朝日の元記事はすでに期限で消されていますので、上の「もえるアジア」さん記事にてご確認下さい↑)
・・・その後どうなったのかは不明。
朝日さんも、読者が入管の情況を全く知らないことをいいことに、人権商売に美味しいところだけピックアップしてくれてますよ。
本校学生の皆さんには、こうした一方的かつ部分拡大的な記事にだまされないよう、本日は入管の実情をまじえて、この事件の矛盾をお伝えします。
まず、入管では自主的に帰国の意思を示して出頭してきた外国人を収容していません。
帰国するつもりで出頭しているやつを捕まえても意味ないし、収容したらカネがかかるので、自主帰国予定者は不法滞在であっても暫定的な滞在日数を与えて、帰すのです。
収容されたのは不法滞在継続の意志で生活していて逮捕された外国人。
しかも収容されたら施設から出れないだけで、のんびり横になって一日中雑談しながらテレビも見れるどころか売店で好きなおやつも買えて、冷暖房完備三食昼寝付きの施設内で強制送還の順番待ちとなります。
これは私もかつて刑事時代に東京北区十条の入管の中に入って見てきましたよ。
(普通の刑事はあまり入りません。通訳だから入れたのです。
十条の入管は今は移転してなくなりました)
【入国管理局 収容施設について(収容施設の処遇)】
http://www.immi-moj.go.jp/tetuduki/taikyo/shisetsu.html
警察学校で言う娯楽室(多目的ホール)だってあるんですよ。
警察の留置場と違い、みんなとてものんびりしています。
まあ、警察の留置場も、10分で昼飯を掻き込んで休憩もろくに取れない刑事がうらやむ待遇で、休憩はガッチリ1時間確保され、この時間だけは取り調べはまずありません。
というか、常時休憩時間みたいなもので、週刊誌も見れますし、支給弁当に不満があれば、所持金で安く美味しい弁当「自弁」が手配されます。
さて、入管ですが、入管はそれよりももっとのんびりした感じで、一定のエリア内で自由に行動できます。
まず収容されたら入管側の勧めに従い実家に電話して、飛行機代を送金してもらうので、チケット代を支払い入管側が手続きを終えた順に帰国が決定し、帰っていきます。
ほとんどの実家は、家族が逮捕されてしまったらそれ以上仕送りも来なくなることを知っていますので、すぐにお金を手配して送ってきます。
日本の国費で帰国するというのは思うより少なく、入管の担当さんの話では全体の1割程度であるとのこと。
で、この記事内容を検証すると・・・
>面会に応じたイラン人の男性(49)は25年以上日本で暮らし、今年2月に再収容されたという。
「強制的な収容や人権を守らない入管の姿勢に抗議したい」と語った。
350ミリリットルほどの水、少量の塩と砂糖は口にするが、「頭がぼーっとして、手足が動かしにくい」。
・・・恐ろしい収容所だよ。どこにあるんだよこんなの?
これもツッコミどころ満載です(笑)
(↑これは入管じゃなくて「渋谷道玄坂 刑務所病院レストラン アルカトラズE.R.」です)
まず、25年も日本にいて、不法滞在期間が長かったんだから、刑務所に放り込まれたりしなくてよかったじゃないか? 日本だけだと思うよこんな寛大な処置は。
他国でなら背後関係を疑われスパイ防止法関連で逮捕されて、収容先は入管じゃなくて警察留置じゃないかな?
そもそも「再収容された」って、さらっと書いちゃってるけど、前にも捕まったんだろこれ?(笑)
>「強制的な収容や人権を守らない入管の姿勢に抗議したい」
って、自主的な帰国もせず日本の法の尊厳を守らないお前の姿勢に抗議したいよ。
>350ミリリットルほどの水、少量の塩と砂糖は口にするが、
それはお前がカネを使い果たしたとかそういう理由じゃないか?
それとも断食中じゃないの?
>「頭がぼーっとして、手足が動かしにくい」。
当たり前だろ。
そりゃテレビ見ながらおやつ食って雑談している他の収容者の隣で断食したりしてたら、精神的にキツイかも。
それとも支給される弁当に豚肉が入っているから?
・・・敢えてデリケートな問題にガッツリ踏み込みますが、「宗教の自由」は本人の選択した結果であって、私達日本人がそのその尊重を強制されるような受忍義務はありません。
学生のみなさんもこの「受忍義務はない」という反論の仕方はいろいろ使えますので覚えておいてください。
そもそも日本だって外国人に「母国の教義を厳守せよ!」とか強制してないでしょ?
教義の実践は各自の自由であり、自分で食べないと決めた豚肉が弁当に入っているから違うのよこせ!とか言わないでほしいですね。
これに配慮しないと「宗教的弾圧だ」とかいう、左翼的主張が出てきますが、日本もそんなのに配慮する必要はないと私は思います。
本人の意志を尊重し、それでも食を減らして信仰を実践する修行を選ぶならそれもまた良し、環境に合わせて目に見えない教えの主旨そのものを大切にするなら、それもまた良し。
だって
「我が宗教の教義は人類繁栄を目指し毎日女とエッチすることだから女をよこせ」
なんて言うカルト宗教信者が収容されたら、どうします?
(↑これも渋谷のレストランです。こんな楽しい入管なら私も入りたい)
食も性欲も同じ本能なのに、食を求めるイスラムには優遇し、異性を求める宗教は無視するだなんて不公平も甚だしい(笑)
まあ、帰国後の貯金ケチってないできちんと栄養を取るとか、実家や日本にいる友だちから送金してもらうとか、断食やめるとかしたほうがいいですね。
>17日には、ハンスト参加者は約70人に増え、これまで3人が体調を崩し病院に搬送された。
・・・収容中に病死者や餓死者が出たなんてことになったら入管だって大変だから、警察の留置管理係同様、すごく気を使うんです。
私がいた某署では、留置人が病気?で死んでしまった事例がありましたが、総務課長が3日後には左遷されましたよ。
弁当だって支給の弁当は購入費は入管の場合国費だろうし、''病院代だって不法滞在者はほとんど保険に加入してなかったりするので、これまた全額負担で日本の税金。
''
むしろ自己決定した活動で体調を崩したら本人の責任なんだから、きちんとご飯だして食べずにかかった医療費は本人の家族か、それがダメなら領事館に請求すべきです。
こういった問題は、ケムにまくような「人道的」という言葉に騙されず、今のうちからしっかり対処していかないと、これから半島難民が発生した場合大変なことになります。
宗教信教の自由を持ち出されると、日本人は怯んでしまうかもしれませんが、私達日本人は外国人を宗教家であるとか人種がどうという理由で接しているのではなく、一人の人間だから、人として接しているのです。
日本政府は人権を守り、道理をもって説明し、しかし保護国公務員の立場から毅然とした態度で接するべきでしょう。
これが、左翼人権商売人の新しい市場なのかもしれません。
注意が必要です。
コメント
-
匿名希望さんへ
授業参観にお越しいただきありがとうございます。
了解しました。よろしければ拙著「寄生難民」を御覧ください。
https://www.amazon.co.jp/寄生難民-坂東忠信/dp/4792606012/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1504673284&sr=1-1&keywords=寄生難民
お役に立てれば何よりです(^o^)